こんにちは、親を見守る.com 運営事務局 の およ@介護 です。
老老で暮らしていた84歳の父(要支援1)が脳梗塞になってから43日目、入院33日目となりました。
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→手足のしびれや麻痺、運動機能がまったく損なわれない脳梗塞に見舞われた父
いわゆる「高次脳機能障害」となって軽い認知症状がでていますが、入院中のリハビリが確実に脳に刺激を与えてしっかりしてきています。
この記事は老老介護で暮らしてきた老親の片方が脳梗塞で入院した時の様子をお伝えする体験談です。
▼この記事はこんな方のお役にたてます。
- 老老介護で暮らしている親をサポートされている方
- 老老介護で暮らしていた親の一方が入院することになった方
- ご家族が脳梗塞で高次脳機能障害を負った方
知りたい情報にひとっ飛び!⇒目次
脳梗塞で軽度の高次脳機能障害入院33日目 | 不機嫌な感情や表情も以前のようにあらわれる。
昨日の「退院できなかったショック」(←退院に向けたコンファレンスが終わればすぐに退院できると思っていた)が強すぎて、
引き続きご機嫌斜めな父です。
それはそうです。
退院を今か今かと待っていましたから。
だいたい入院20日目以降(脳梗塞発症30日目以降)から喜怒哀楽を出すようになった父。
入院当初と前半は「穏やかな〜」なおじいちゃんと看護師さんの間でも評判でしたが、だんだんと
- 不機嫌な時は不機嫌
- 言う時には言う
という脳梗塞発症以前の父に戻ってきています。
【84歳・要支援1の父、脳梗塞で軽度の高次脳機能障害 | 入院33日目の様子】
- 自分の病名や自分の病気を理解したがっている。
- 不機嫌な表情や感情を全開(←入院時はできなかった)。
- 退院までどう過ごそうか自分なりに考えている。
ケアマネージャーさんとの連絡はメールが便利
さてこの日ケアマネさんから連絡がありました。
現在およ@介護の両親は二人とも要支援1。
夫婦で仲良く運動のデイサービスに通っています。
しかし父が退院すれば脳梗塞発症以前のように父が1人でお留守番、母は自由に外出、ということも難しくなります。
昨日の退院に向けたカンファレンスでは医師にお留守番も大丈夫と言われましたが、やはり長時間のお留守番はまだ不安です。
そこで家族としては、
- なるべく母が外出できる時間を作ってあげたい
- 父のリハビリにもなって良い
ということで、父のデイサービスの時間を増やせないか検討中です。
結論は
- 介護申請中(要支援1)の間は、通えるデイサービスは1ヶ所のみで週に1回。
- 要支援2になると週に2回通える。
- 要介護1になると現在通っているデイサービス(運動)にプラスして他のデイサービス(入浴や絵画もできるところ)にも通える。
ところでこのやり取りはメールでしました。
ケアマネージャーさんや訪問看護師さん、かかりつけのお医者さんがメールで連絡を取って下さるとすごく楽です。
今までは電話が普通だったとしても、きっかけは家族から作ることができます。
遠距離介護でも仕事をしていても連絡がつきやすく、内容も明確になります。
ぜひ取り入れてみて下さい。
デリケートな話題もサクサク進むLINE活用のすすめ
またこの日も海外に住む姉とLINE電話で話しました。
もうすぐ来日する姉。
来日中に老齢の両親の様々な保険や証券、アパートの管理などについて母も含めて話し合いをし、必要な契約などもする予定です。
そんなデリケートな話もどんどん進めることができるのもLINEという
- 海外とも無料通話ができる。
- 必要なことは文字や写真で送れる。
素晴らしきツールがあるからだと思います♪
遠くに離れた兄弟姉妹や親戚との連絡には必須の手段だと思います。
できれば老齢の親にも、せめてLINE電話の受け方やメッセージ受信の仕方を覚えてもらうと良いでしょう。
早め早めに実行していきましょう。あとが楽ですよ。
(・・・うちは親については間に合いませんでした)
- 老老介護の両親がいつも2人でいたら疲弊する。介護する側が自由に外出できる時間を作るシステムを構築しておこう。
- ケアマネージャーさんや訪問看護師さん、かかりつけのお医者さんとメールで連絡が取れるとすごく楽。きっかけは家族から作ろう。
- 遠くに離れた兄弟姉妹や親戚との連絡にLINEは必須。早めに設定しておこう。