こんにちは、親を見守る.com 運営事務局 の およ@介護 です。
老老で暮らしていた84歳の父(要支援1)が脳梗塞になってから44日目、入院34日目となりました。
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→手足のしびれや麻痺、運動機能がまったく損なわれない脳梗塞に見舞われた父
脳梗塞による軽度の「高次脳機能障害」となって入院してから早1ヶ月。退院まであと1週間です。
この記事は老老介護で暮らしてきた老親の片方が脳梗塞で入院した時の様子をお伝えする体験談です。
▼この記事はこんな方のお役にたてます。
- 老老介護で暮らしている親をサポートされている方
- 老老介護で暮らしていた親の一方が入院することになった方
- ご家族が脳梗塞で高次脳機能障害を負った方
病院での生活はそんなに暇じゃない
先日退院日が決まり、父は残る病院での日々をどのように過ごそうかと悩んでいます。
実は病院での生活はそんなに暇ではありません。
今日も
脳梗塞による高次脳機能障害 | 入院34日目の言語療法
理学療法、作業療法、言語療法の3つの中で父にとって1番難しいのが言語療法です。
今日の言語療法は母が見学をしてきました。
*答えは「トマト」
*答えは「カエル」
なかなか言葉が出てきません。
しかし
病院にいるから病院のものは出てきます。
これは家族にとってとても良いヒントです。
病院という限られた空間から家という広がりのある空間に戻れば、言語ももっと出てくるはずです。
食事も一人ではなく母とすることになるので野菜の名前なども出てくるのではないかと思います。
脳梗塞発症から44日目、自分の病状を理解したがる
退院が決まり、現在父はより一層自分の病状について理解したがっています。
もともと真面目で几帳面。特に自分のことについては正確に把握したいようです。
さらに
という訳で早速、(もともとお出かけ好きの)母は大きな本屋さんに行って、高次脳機能障害に関する書籍を数冊買い求め、そのうちの1冊を父に渡しました。
*日曜日はすべてのリハビリがお休みになります。
読んで理解できるかどうかは疑問ですが、
実は父には退院後自分の仲の良いお友達に
と説明したいという野望があります。
人に説明するために物事を理解する
これは高次脳機能障害の父にとってはかなりハードルは高いですが、良いリハビリでもあります。
【84歳・要支援1の父、脳梗塞で軽度の高次脳機能障害 | 入院34日目の様子】
- 退院まであと7日。本人はヒマに感じているがリハビリなどで予定は盛りだくさん!
- 脳梗塞発症から44日目、リハビリ開始から約1ヶ月。言語療法の効果が一番ゆっくりペース。
- 自分の病状を理解して友達に説明したがっている。
- 高次脳機能障害のリハビリは家族も見ておくと良い。退院後の自宅での生活の参考になる。
- 高齢の親も高次脳機能障害も会話がとても大切。
- 家ではテレビばかり見ずに共に食事をして会話をしよう。