こんにちは、親を見守る.com 運営事務局 の およ@介護 です。
老老で暮らしていた84歳の父(要支援1)が脳梗塞になってから37日目、入院27日目となりました。
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脳梗塞による「高次脳機能障害」となって軽い認知症状がでていた父ですが、今では新聞や雑誌を読むことを楽しみにしています。
この記事は老老介護で暮らしてきた老親の片方が脳梗塞で入院した時の様子をお伝えする体験談です。
▼この記事はこんな方のお役にたてます。
- 老老介護で暮らしている親をサポートされている方
- 老老介護で暮らしていた親の一方が入院することになった方
- ご家族が脳梗塞で高次脳機能障害を負った方
知りたい情報にひとっ飛び!⇒目次
高次脳機能障害で弱くなった日時を毎日の新聞で確認
母や私が面会に行く時に必ず持参する持ち物。
それは
新聞
です。
父は脳梗塞による「高次機能障害」となってダイレクトに数字に弱くなりました。
日時などもなかなか出てきません。
新聞の1面にはその日の日付が必ず書いてあります。
それを毎日持って行き、今日は「○月○日だね」と確認することが入院してからの日課です。
新聞(日本経済新聞です)を読むことは、父の長年の習慣なので、本人の本来あるべきペースという点でも良いことです。
脳梗塞になった直後も新聞は読んでいましたが、眼鏡もかけずルーペ(話題の○○ルーペ)もかけず、ただ「眺めている」だけ、という状態でした。
入院後リハビリを開始して段々としっかりしてくると同時に、目が新聞の文字を追うようになり、
しばらくするとスポーツ面(大阪なおみ選手、全豪オープン初優勝!)も理解するようになってきました。
最近では雑誌も読むようになっています。
すべてを理解していることは残念ながらないと思いますが、活字を追うことで自分なりに事柄を理解しようとしていることは良い事なのではないかと思います。
【84歳・要支援1の父、脳梗塞で軽度の高次脳機能障害 | 入院27日目の様子】
- 新聞で日時を確認するのが日課。
- 新聞を自分のペースで読んでいる。
- 雑誌も楽しんでいる。
老親の入院、面会は家族で分担して無理なく続くように。
最近は母と私とで病院に行くのを分担しています。
私が実家で掃除やら何やらの家事をやっている間に、母が面会へ。
老老介護の夫婦。
母だけが家事もやって面会にも行って、とやっていては身がもちません。
また脳梗塞になってからは父はとにかく母。
母が来るととにかく嬉しそう。
母が来ないととにかく寂しそう。
母は大変かもしれませんが、娘としては両親の仲睦まじい様子を見るのは嬉しくもあります。
その分、母に負担がかかりすぎないように、実家のあれこれをサポートしています。
実際、80代になる母よりも40代の私の方が動きも早いし体力もあるので、掃除などは5倍くらいの速度で進みます。
介護のすべてをやるというのは大変ですが、無理なくできることはサクッとやっていきましょう。
- リハビリ中の老親。それぞれにあった方法で能力をのばしていくようにしましょう。
- 老親の面会は家族で分担して、無理のないように。
- 実家のあれこれ「無理なく」できることはササっと済ませてしまいましょう。