みんなの介護日記

体験談 | 84歳の父、脳梗塞による軽度の高次脳機能障害で入院28日目 。介護は長い。自分の趣味も大切に。

こんにちは、親を見守る.com 運営事務局 の およ@介護 です。

老老で暮らしていた84歳の父(要支援1)が脳梗塞になってから38日目、入院28日目となりました。

合わせて読みたい
→手足のしびれや麻痺、運動機能がまったく損なわれない脳梗塞に見舞われた父

脳梗塞による「高次脳機能障害」となって入院約1ヶ月が過ぎようとしています。

この記事は老老介護で暮らしてきた老親の片方が脳梗塞で入院した時の様子をお伝えする体験談です。

▼この記事はこんな方のお役にたてます。

  • 老老介護で暮らしている親をサポートされている方
  • 老老介護で暮らしていた親の一方が入院することになった方
  • ご家族が脳梗塞で高次脳機能障害を負った方

 

療養中はほどほどに。しかし看護師さんからは怒られない。見つかっていない?

この日は母が面会に行きました。

病室と同じ階にあるラウンジからちょっと離れ、食堂がある階のラウンジまでお散歩。

2人で仲良くアイスクリームを食べたそうです。

およ@介護
およ@介護
・・・いいのか?

今のところ父の唯一の楽しみだそうです。

84歳・要支援1の父、脳梗塞で軽度の高次脳機能障害 | 入院28日目の様子

  • 妻が来るとすごく嬉しい。
  • 妻と院内を散歩するのが嬉しい。
  • アイスクリームを食べるのが嬉しい。

 

長期戦となる介護。自分の事も大切に。

私は面会にも行かず、昨夜から泊まっている実家から直接、自分の趣味のことでお出かけしてきました。

正直父が入院している最中だし、どうしようか迷ったのですが、

およ母
およ母
行ってらっしゃい

の言葉におされて行ってきました。

結果、すごく楽しかった!

やはり100%集中できるものがあるのは良いことです。

その間、両親は新しいラウンジを開拓してデートをしていたのでさらに幸せです。

実は母と娘の趣味は一緒です。

お付き合いしている人もかぶっているので、共通の知人への義理立てもあり、「行ってらっしゃい」と背中を押してくれることになります。

現在介護をしている方、これから介護が始まりそうな方の中には

介護が始まると自分の趣味なんてできないよ・・・

という方もおられると思います。

しかし趣味とは言わなくても、ぜひ自分の時間はもってほしいと思います。

100%介護

全力で介護

・・・まさに2年間の同居介護の時の私がそうでした。

これではもちません。

親に申し訳ないなと思う時には、

  • 子どもが幸せであると親も幸せ。
  • 親から与えられた愛は親だけでなく他の人にも与えられる。

という風に思いましょう。

あんまり窮屈にやっていると行き着いた感情のうっぷんは結局親に向かってしまって良くありません。

高齢の親も現役世代の子どもも共に笑顔でいること、穏やかであることが1番です。

親の見守りまとめ
  • 介護は長期戦。自分の時間や趣味の時間を大切にしよう。
  • 罪悪感がある時には「子どもが幸せだと親も幸せ」「親から与えられた愛は親だけでなく他の人にも」と思いましょう。
  • 高齢の親も現役世代の子どもも穏やかであることが介護が続く1番の秘訣